あとがき

 なんとか無事に完結されることができました。
 記録を見ると、二年半もこの小説を書いていたことになります。
 最初は何の気になしに始めたのですが、思ったよりサクラ大戦の人気が出てしまい、各種資料本は出版されるわ、サクラ大戦2はでるわでで、それなりに苦労しました(^^;
 それでも書き上げる事ができたのは、ロゴや小説をくださったQさんや白夜さん、そしてメールや掲示板で感想や激励をくださった皆様方のおかげです。この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。

 さて、では、裏話的なことを少し。

 ご覧頂ければわかる通り、構成はサクラ1の焼き直しです。
 だから、サクラ1続編という形をとった、サクラ1のリメイクといえるかもしれません。 もし、この作品を違和感なくよんでいただけたのであれば、そのあたりが原因でしょう。

 作品の元ネタは、日本神話です。
 サクラ1が聖書なら、続編は日本神話しかあるまいと思ったのです。それが日本人というもの(笑)。
 まあ、昔から読みためていた知識が役にたったというところですね。
 ただ、ヒルコやツクヨミがボスだったりするのは、比較的よく使われているネタですが(^^;

 味付けには、ミリタリー。
 これも、昔からの趣味だから、何の問題もなし(笑)

 それにしても大正時代というのは一種の空白時代で、出回っている資料が、その前後に比べて極端に少ない。特に大正末期の帝都というと、どいうしても関東大震災中心の記述になってしまいますから。

 なにかとりとめのない、記述になっていくので、この辺りで筆をおくことにしましょう。


皇紀二六五八年 六月
米田鷹雄



参考文献


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